整備士が転職を思い悩む理由のあれこれ

経験談になるのですが、国産ディーラーを辞める時めっちゃ悩みました。

「工具はどうするのか」

「他業界でもやっていけるのか」

「整備士の知識って、他で役に立つのだろうか」

「他車種をイチから学ぶって難しいのだろうか」・・・などなど

国産ディーラーを退職してからのあれこれを書いておこうと思います。

目次

買った工具が使えなくなる

工具は宝物です。

一社目を辞めた後、どうしても手放せなかった工具は物置に詰められてしまいました。

使わずに放置すると、すぐに劣化していきます。たまに見た時は正直ショックなレベルです。

結果的には整備士として復帰したので手放さなくてよかったのですが・・・保管するのは一苦労です。

集めた工具を手放すのは自分の手足がなくなるような寂しさがあります。

後輩に売ることもしばらく悩んでいました。

ちなみに復帰後は家用の工具もフル動員ですw

自社製品の知識を手放すことになる

これは勘違いでした。

整備士を続ける限り、どこかで整備に関する知識は生きていきます。

特に基本的な工具の使い方や整備手順は自分の武器に変わっています。

知識の活用方法を柔軟に考えれば、さらにレベルアップできます!

また特定の車種に強いことは他社ではそれだけで強みになることもあります。

職務経歴書でつまずく

入社1年目を過ぎた段階で職務経歴書を書いてみてください!

「え?転職する気ないけど?」ではなく、自分のできることを見つめ直すツールとして活用してみてください。

「他社に認められる知識がどれくらいあるのか」

社内だけでは気づかない発見が職務経歴書によって明らかになります。

そして書くことの難しさを痛感します。

転職はネガティブイメージで始めずにポジティブに自分のスキルやポジションを外部の評価で俯瞰してみることをオススメします。

職務経歴書については「整備士へ転職する為の職務経歴書」でまとめています。

他社で使用する工具を揃えなければいけない、金銭的な理由

中古車総合販売店では、取り扱う車種が多いので、必要工具は自ずと増えます。

一部のSSTは私物で買うようになり、時短とコスパのバランスで買い揃えていきました。

輸入車ではトルクスやヘクサを使用する機会が増えたので、このあたりが増えます。

出費は必要でしたが、気にするほどでは・・・とも思います。

もちろん基本セットの充実が必要なのは言うまでもありません。

手に職の呪縛

異業種を目指した時に

「せっかく手に職をつけたのにもったいない」

という気持ちが勝ってしまい、転職に二の足を踏むことになります。

私は若さと勢いに任せて、辞めてから転職活動をしてしまい、失敗しました・・・

フォロワーさんもつぶやいていましたが「自動車整備士は失敗してもいつでも戻ってこれる」心強い資格です。

だからといって多用することはオススメしませんが、他業種を目指すのも気軽にできるかもしれません。

できればぜひ整備業界に戻ってきてくださいね!

ではまた。

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