整備士へ転職する為の職務経歴書

次のような方に向けた記事となっています。

「整備士として年収を上げたい」
「整備士として自信をつけたい」

自動車整備士が転職に悩む理由は人それぞれです。

多くは年収の低さ、待遇の悪さ、過労など・・・

私も同じ整備士なので、よくわかります。

本当にダメになってしまい、身体をこわす前に転職できる術を用意しておくことが重要です。

転職は実際にやってみなければわからない難題が数多く待ち構えています。

その中でも職務経歴書が転職の難しさの7割くらいを占めると言っても間違いないです。

新卒の就活時に使わない職務経歴書。

実際、私も転職時にうまく書けずに苦労しました。

そこで自動車整備士という特殊な技能を職務経歴書に記入する際に役立つノウハウを

転職を2回成功させた私が、職務経歴書の書き方についてシェアしたいと思います。

この記事は自分自身に向けて書いていることもあり、定期的に内容が更新することご了承ください!

それではいってみましょう!

目次

日々の仕事の言語化

職務経歴書に必要なのは

日々の仕事の言語化です。

「車検の工程をひとつずつ丁寧に書けばいいのか?」

ではありません!

「1日4台の車検をこなすことができます」

でもありません!

「車検の作業の中で学んだ経験」

をまとめることが重要です。

例えば・・・

「作業をしている内に故障しやすい箇所を覚えたら、点検の精度が上がった」

「車検の工程を見直すことによって、12ヶ月点検のスピードが上がった」

自分の中で見つけた小さな気づきや発見が、経験や学びに繋がるので転職のみならずキャリアアップに繋がります。

マサタカ

まずは目の前の仕事を多面的に捉えることが重要です!

整備士の経験をどう言語化するのか

言語化がわからず、どうやるのか知りたい。

そんな時に役立つのが転職エージェントです。

転職エージェントによっては整備士に合わせた職務経歴書の記入例をもらえることがあります。

「車検作業」「重整備」「ナビ取り付け」etc

ですが記入例を参考に深掘りして書いても、自己満足にしかなりません。

なぜかというと転職先の企業にうまくアピールできないからです。

「整備士を募集している理由はなんなのか」

をイメージできることが重要になってきます。

経営者の方のご意見です。

人手不足だと、どのような人材がほしいのか。
求人には書いていない能力やポジションはどのようなものなのか?
自分が得意な作業や領域はアピールできるか?

求人情報には記載されていない所までイメージできると、キラリと光る職務経歴書になります。

書きたいことが書けない

いざ、書こうとしてみると筆が進まないものです。

日頃から自分の経験を書く練習をしていないと、思った以上に書き進めることができません。

アウトプットの練習になりますが

私のオススメはTwitterで日々の気づきを発信することです。

メモ帳アプリで言語化できたことをストックしておくこともオススメです。

ネットのどこかで拾ってきたコピペで職務経歴書を仕上げてしまうと、面接時にウソがバレてしまいかねません。

自分の言葉で経験してきたものを職務経歴書にまとめて、面接時に補足する。

そこまで言語化できれば整備士の転職は成功したと言えます。

日頃から意識すること

整備士

日常の業務は点検や、整備で同じことの繰り返し。
忙しくて転職のことを考える余裕がない。

転職を意識する頃って、マンネリ化を感じてしまったり、忙しさから抜け出したい。

ネガティブなイメージが頭によぎった時に考えがちです。

ですが、そういった状態の時というのは負のイメージばかりで、いい職務経歴書が書けません。

目指すべき転職を考えたい精神状態というのは

「点検の精度を意識した時や効率アップ」

「作業の正確性アップや工場全体の進捗を把握できた時」

視野を高くして俯瞰して自分自身を見ることができる時というのが一番ベストです。

後輩への指導方法ひとつとっても、マネジメント能力に直結するので、キャリアアップの道に繋がります。

そういった経験を言語化できれば、今以上の年収が目指せるようになります。

書き溜める意識で職務経歴書を育てる

私は忘れっぽいので、思いついたことをすぐ忘れてしまいます!

なので少しでも経験したことや言語化できたことを、いろんな方法でストックしています。

職務経歴書も同じように考えて、一回で書ききることを目指さずに、

少しずつ育てるように、日々の経験を書き溜めるのがベストだと思います。

企業にアピールするには、ひと手間が必要

ここまで職務経歴書をまとめ上げていくと、面接時のこともイメージすることが大事です。

履歴書と職務経歴書が通過すれば、次は面接です。

ここでアピールできることをまとめて、スラスラと話せるようにしておくことが重要です。

整備士として自分の強みはどこなのか?

私は「接客」「クレーム対応」「電話応対」など

整備士とは違うスキルもできることをアピールしていました。

過去にコンビニの社員として働き、お客様と仲良くなる術や近隣の店舗と協力することを学びました。

そういった整備士とは違うスキルも魅せられると、差別化できてアピールすることができます。

面接時と内容をリンクさせる

職務経歴書の内容に基づいて、面接は進みます。

数社、面接を経験してみないと、職務経歴書のツッコミどころがわからなかったです。

何社目かでようやく、職務経歴書に沿って面接をすることができました。

現職に転職した際は、練習気分で数社面接をしていたので、

いい感じに力が抜けていたのか、5社から内定を頂きました。

いずれも整備士職での内定でした。

一社だけ他業種での営業職でした

面接は双方のアピールの場だと思えば気持ちは楽になりました。

面接時に一回は笑いがおきるようにしようと考えていたので、それも成功だったかもしれません。

このあたりの面接術も別記事にしてみたいと思います。

オススメの書籍

転職を深く考える際に役立った書籍をご紹介します。

いずれも何度も読み直したオススメの良書です。

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