整備士のキャリアアップのまとめ

整備士のキャリアアップに必要な具体策をご紹介します。

このブログを書いている人
マサタカ
マサタカ

国産、輸入車ディーラーと中古車販売店の転職から学んだことを発信中。

個人事業主として起業経験と、コンビニの社員として営業、店舗運営ノウハウから学んだ独自目線を持つ。

Twitterスペース「整備トーク」を相方のヒロさんと隔週水曜日22-0時で開催中

お気軽にスペースへの参加、Twitterのフォローをよろしくお願いします。

目次

作業のスピードと時間を意識する

整備士の評価を考えた上で重要なことのひとつに「スピード」があります。

ただ作業スピードが早いだけではなく、正確性が要求されることが大前提です。

整備は1日に作業ができる台数に限りがあります。

シンプルに給料は捌ける仕事量に比例します。

新人の頃から意識して欲しいのは

「今日はいくら会社に貢献できたのか」

厳しい言い方をすると「工賃」と「部品代」以外に売上は発生しません。

ここにどうアプローチしていくのかが、もっとも重要です。

効率アップなどの基礎的なことはこちらの記事でも解説しています。

信頼の構築を意識する

作業スピードを上げてもミスも多ければダメです。

ミスをして信頼を失えば作業の機会が減り、キャリアアップに大きな弊害となってしまいます。

私も新人の頃に大きな失敗を度重ねてしてしまい、工具を持てない時期がありました。

とても悔しい思いで1年以上過ぎた間に、整備士としての成長は止まっていたかもしれません。

チャンスがあったのは異動してからでした。

心機一転の中での久しぶりの作業。

「もうミスはしない」

と誓った決意は誰にも負けず、見事に復活しました。

あの頃の思いは今も生きていて、信頼を失うということはあらゆるチャンスを逃してしまいます。

その時の心境をこちらの記事にまとめています。

新技術の知識やワンランク上の技術を学ぶ

次に必要なのはキャリアアップのスピードを上げる意識です。

ディーラーで働くと最新技術の情報をeラーニングなどで勉強する機会があります。

新型車の整備は先輩も後輩も関係なく未知の領域です。(先輩は経験から導き出せますが)

ここで差をつけるには事前学習が欠かせません。

整備士のキャリアアップチャンスは小さなものばかりです。

いかに先輩に「おっ?しっかりと学んでいるな」と思わせられるかが勝負です。

学習の機会は作業中にもあります。

なにも仕事終わりに学ぶだけではありません。

新人の頃はそういった姿勢もキャリアアップには大事だと思います。

自分にベストな学び方を見つける

社外資格と社内資格

ディーラーには独自の社内資格があります。

給与にも多少影響しますので、社内資格取得に向けて勉強しましょう。

メーカー独自の技術を学ぶ上で必須な能力基準になります。

ですが欠点もあります。

多くの場合、転職をすると社内資格は失効になります。

社外に持ち出せる資格ではない為、転職時に評価されにくい欠点があります。

一級自動車整備士、自動車検査員などの資格は、社内でも社外でも優秀な資格となります。

取得できるのであれば優先して社外資格取得を目指しましょう!

キャリアビジョンを明確にする

専門学校時代の時から将来への不安がずっとありました。

「本当に整備士でよかったのか」

「定年までやれるだろうか」

「体力は自信ないし」

こんなことを学生時代に思い悩んでいました。

国産ディーラーに入社できたのは本当に嬉しかったものです。

その一方で、定年までやれるだろうかという心配は払拭しきれず、

キャリアビジョンは明確にしようと「35歳までにはフロントへ」という目標を掲げました。

(これを書いている現在は35歳です。今だに現役整備士をしているので「体力不足」に関しては自己解決していますw)

私の中で不安要素は

「しゃべり下手」

「あがり症」

「人見知り」

というコミュ障持ちだったため、この解決が急務でした。

フロント業務はどう考えても接客を伴うポジション。

解決しないことにはキャリアアップが望めないということで、

はやくから電話でのアフタフォローやコミュニケーションの向上に努めてきました。

今ではTwitterでスペースを使い、音声配信をするようになりました。

人間願えば叶うものです。

自分に必要なスキルははやく習得し、苦手も克服してキャリアアップのチャンスを増やしましょう。

向上心とモチベーションを保つ

仕事をしているとイヤなことやストレスなことがたくさんあります。

苦手な作業もでてくると思います。(私は神経を使う細かい作業がとても苦手です)

前述したキャリアビジョンをしっかりと持つと、向上心とモチベーションの継続力が変わってきます。

時には耐えることも大切です。

適度なストレスがある環境がキャリアアップに繋がるということが理解できたのは、

社会人経験が10年くらいたってからかもれません。

それだけ若い時には理解しにくい概念かもしれません。

向上心とモチベーションは個々で見つけてキャリアアップの道を模索しましょう。

転職は簡単なキャリアアップ術

3社+起業経験がある私が言うから間違いありません。

転職がもっとも簡単なキャリアアップ(年収アップ)方法です。

1社目で数年間思い悩んでいたのがウソのように、現在は家族もできて幸せな毎日です。

なにを思い悩んでいたのかと言いますと。

「仕事がもらえない」

「手取りが少ない」

「上のポストが空いていない」

「社外資格の取得が許可されない」

結構リアルな悩みです・・・すべてが自分のせいとは言い切れないのが悩む原因でした。

主張することによって変えられた未来もあったでしょうが、コミュ症気味の私には辛いこと。

この部分を書くと長くなるので別記事で語りたいと思います。

転職というのは悩みを解決する素晴らしいツールです。

2社目への転職は難航を極めました。(起業に走って痛い目もあいましたw)

一旦、フリーターになって考える機会を増やしたのがよかったです。

その後も大変な時期がありましたが、35歳で年収は520万

決して高い水準ではないですが、整備士としては多いと思います。

ですが前職でしっかりと頑張ってきたからこそ、獲得した年収です。

本業を疎かにしては、いい転職もできません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次